【特集】フリーランス又は起業したい方へ!経験者のエピソードを集めました!
フリーランス又は起業したい方向けの特集記事です。
「何から始めていいのかわからない方」、「経験者の話が聞きたい方」へおすすめです。
今回は25人のフリーランス又は起業家(「本業がある」などの別途収入を除いた、フリーランスや起業による収入のみで生活することが可能である方(あった方)にフリーランスや起業家になった際のエピソードを詳しくお聞きしました!
フリーランス(起業)エピソード
- ニックネーム:まろん
- 年齢:38歳
- 性別:女性
- フリーランスになった年齢:31歳
20歳の頃から、アルバイトなどと兼業でライターをしていました。理由は単純で、文章を書くのが何より得意だったからです。
就職しなかったのは、夢を追いかけたいという思いがあったことと、言葉を選ばずに言ってしまえば社会不適合者だったからだと思います。
就職できる・できないの前に、最初から選択肢になかったため、就活をしたこともありません。
しかし30歳になったとき、職業を尋ねられたら実質的には「アルバイトです」と答えるしかない現実と向き合いました。
そして、「30代でこの職業は言いたくないよな…」という一心で、フリーランスになることを決めました。
もちろん、それ一本で生計を立てられるまでには時間がかかりました。甘い世界ではないし、安定もありません。
それでも就職は絶対にしたくない、というか自分には無理だという確信にも近い思いがあったため、逃げ道をなくすためにバイトも辞め、諦めずに粘り続けました。
結果、しばらくして個人事業主の届けも出し、青色申告も学び、現在に至るまでどうにかなっています。
できないかもと不安になる前に動いてしまえば、やればできるものだと実感しています。
- ニックネーム:わさび
- 年齢:33歳
- 性別:女性
- フリーランスになった年齢:30歳
デザイン会社でグラフィックデザイナーをしていました。
なかなか多忙な会社で、「マルチタスクが苦手」「人に頼るのが苦手」「頑張りすぎる」という私の性格もあり、毎日残業、たくさんの案件を山のように抱える日々が続きました。
でもデザイン業界は憧れてやっと入った業界でしたので、「何とか頑張らなきゃ」「私の要領が悪いだけ」となんとかこらえながら毎日出社していました。
出社するといつも通りニコニコと先輩と話しながら仕事をしていましたが、体はだいぶ限界だったようです。
だんだんと朝起きると腹痛や吐き気に襲われるようになり、日曜日の夜はわけもわからず泣き続けるようになりました。
それでも「頑張らなきゃ」と思っていましたが、そんな様子を見ていた主人が「体壊してまで頑張らなきゃいけないのかな?」と。
その一言で、やっと「辞めてもいいんだ」と思えるようになりました。(それまでも「辞める」の選択肢はありましたが、「頑張らなきゃ」という気持ちの方が強かったです。)
当時まだ新婚でしたので、「奥さんが毎日こんなに病んでいたらかわいそうだよ!」と思えるようになり、「辞める」の決断ができました。
上司に「辞めたい」と伝えた際はかなり驚かれ、だいぶ引き止められましたがなんとか退職することができました。
その後数か月で体調も良くなり、クラウドソーシングなどを通して月に1件、2件とデザインのお仕事をしていました。
「自分のペースで、自分の好きなときにできる」という点がとても心地よく、また、「やっぱりデザインの仕事自体は好きなんだよなぁ」と実感をしました。
自分のできるペースで続けているうちに仕事量も少しずつ増えていき、本格的に起業しようと思い開業届を提出、フリーランスとなりました。
職業柄、どうしても複数案件を抱えることは多いですが、自分のペースでできるので今でもフリーランスとして受注をして生計を立てています。
会社員の頃よりは少し収入は減りましたが、家族との時間を大事にできたり、笑顔でいられる時間が増えたので本当に良かったと思っています。
- ニックネーム:千葉なみ
- 年齢:50歳
- 性別:女性
- フリーランスになった年齢:33歳
大学卒業後、大手のコンサルティング会社に勤めていました。
その会社は「この会社で1年働けば、日本企業の3年働いたのと同じくらいの成長がある」と言われていた会社です。
20代のうちから、プロジェクトを任せていただくなど、様々な経験をしましたが、いかんせん仕事がハードワークすぎて、いつも体のどこかに不調を感じていたのと、結婚して40歳前に子どもが欲しいけれどなかなか授からず、妊活をするには勤務時間が自由になるほうが良いと思い、フリーランスになりました。
フリーランスにはなりましたが、前職の上司が「業務委託契約を締結して仕事を回してあげられる」というお話をくださり、前職の会社と業務委託契約を結び、フリーランスのコンサルタントとして仕事をするようになりました。
フリーランスのため、自分の裁量で妊活と仕事を両立できるように仕事のボリュームを調整するようにしました。
現在は子育てをしながら、自分のペースでコンサルタントの仕事を続けています。
- ニックネーム:ゆう
- 年齢:31歳
- 性別:男性
- フリーランスになった年齢:30歳
新型コロナウイルスの影響で会社は在宅勤務を導入した。
もともと事務処理がメインの部署だったため時間の融通は効いていた。
出社で勤務していた際は割りとテキパキと仕事を終わらせて、時間が余っていたが担当以外の仕事を振られたくなかったため、仕事をしているフリをしていたという状況だった。
ほぼ定時で退社していたので残業代はほぼつかない。
効率良く仕事を終わらせている人間が結果的に収入が低くなって、ダラダラ仕事をしている人間が残業代がついて稼げる点にもともと不満は持っていた。
在宅勤務になったことで、主に動画編集やせどり等の在宅でできる副業を始める。
やった分だけ収入につながる副業と短い稼働時間でそこそこ稼げていたので、少し様子を見てフリーランスとして独立。
学生時代にファイナンシャルプランナーの勉強をしていて、新卒で入社した1年目から資産形成をしていたため、配当金でもそこそこの収入はあった。
配当金という大きな後ろ楯もあって、会社を辞めて負担を軽くする目的でフリーランスになった。
現在は会社員時代の約半分程度の稼働時間で会社員時代の6~7割程度の収入は得られているので、個人的には満足している。
- ニックネーム:はこにわ
- 年齢:50歳
- 性別:男性
- 起業した年齢:27歳
就職が上手くいかず、派遣社員や期間工で工場勤務を数年間勤めていました。
一獲千金を狙って競馬をするもはずれ続けたため、オッズや確率を考えるためにPCを購入し、Excelを勉強して競馬で飯を食おうと考えました。
自分なりの購入メソッドを確立してある程度稼げるようになったため、工場をやめて1年ほどはうまくいきました。
しかし資金が底をつき、再び工場勤務に戻りました。
その中でPCやOfficeを教えてほしい要望が周りに多くあったため、Officeを覚え直して資金を貯めました。
その後、再度工場を辞めて少人数制のパソコン教室を立ち上げました。
それだけでは食べれないので大手の「PCなんでも出張サービス」に登録して日銭を稼いでいました。
1番簡単そうだったHP作成を勉強し、JAVAscript、FLASH、等を使っていましたが、デザインセンスの無さが埋まらずに、下請け仕事ばかりでなかなか稼げるようにはなりませんでした。
現在は今の会社に総務として就職し働きながら、「PCなんでも出張サービス」で縁があったお客様からお仕事をいただき、チラシ作製や、HP手直し、PC設置と初期設定などのアルバイトをしています。